Working process
作業工程
鉄工のプロフェッショナルとして「品質」にこだわっています
↓ 設計図作成 ↓
- Step1設計図書 (意匠)
- 建物全体の形態や間取りなどの意匠(デザイン)を伝えることを主眼にした図面のことです。
具体的には、上から見たものとして、配置図、平面図、屋根伏図、横から見たものとして、立面図、断面図、展開図があります。
- Step2設計図書 (構造)
- 構造図面は、柱や梁などの部材や接合部の形式など、実際の建物を建てるための情報が書かれています。
構造図は、標準図・伏せ図・軸組図・詳細図から構成され、基礎の鉄筋やコンクリートの指示、柱・梁・壁・床の部材や寸法、構図、継ぎ手の方法、施工手順、柱や梁の配置図などが詳細に書き記されています。
この構造図に基づいて、設計士と監理者と入念な打ち合わせ・協議し図面を作成していきます。
- Step3施工計画書・製作要領書作成
- 鉄鋼メーカーが鋼材の材質を証明する添付書類で、鋼材検査証明書(inspection certificate)とも呼ばれる。
機械的性質や化学成分、ロットごとの規格値、製造実績値などが記載されており、建築基準法では鋼材の強度を確保が義務付けられています。
↓ 製造 ↓
- Step4鉄資材の入荷
- 社会の重要なインフラを築く資材となる鉄。鉱物資源の少ない日本では、原料となる鉄鉱石を海外からの輸入に頼っていることも多いです。 そんな貴重な鉄を大切に取り扱っています。
- Step5切断・孔明
- 板金製品は、1枚の長方形の板である板金から製作するため、ほぼ全ての製品においてカット、切断加工が必要になります。孔明加工も用途に合わせた様々な工夫があります。
- Step6仮組立
- 溶接工程で鉄の縮み変形を考慮し仮組立を行います。この工程により製品の良し悪しが決まってきます。
- Step7溶接
- 第三者機関による検査に合格しないと工場から出荷出来ないように管理しています。
また。溶接はとても手間のかかる作業であり、経験と技術が必要な工程です。鉄の溶接は、溶接する箇所、用途によって使い分ける必要があります。
- Step8塗装
- 鉄が錆で腐食しないように膜厚を管理し塗装していきます。
- Step9出荷
- 厳重なチェックのもと工区分けを行い、荷姿の良い積み込をし、各現場へ出荷します。
- Step10建方
- 関連企業専門職によりピースを1つずつ組立ていきます。
精度はミリ単位で時には地上数十メートルまで組立ていきます。